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周智文先生 空手道資介紹



周智文の空手道人生

私の成長過程に於いて、映画を見たりするうちに截拳道のブルースリーや空手道の倉田保昭を知り、小さい時から武術を習いたいと思っていた。
(約1975年7月頃)に台北市開南商工一年生に入学した後、校内には多くの武術類の課外社団活動が有る事を知った。
例えば柔道、剣道、ボクシング、?拳道及び空手道等々である。
本來は?拳道に参加するつもりだったのに、社団教室を間違えたり、あちこち違い廻った後に空手道と正式に接觸を始めた。
その時は先輩の統率のもと一年余り練習した。しかし?拳道を練習している学友の様に審査を受け、色帯に変える機会もなく、ずっと白帯をつけたままで最後に空手道を習う事を停止した。

(約1983年5月頃)
台湾の政策である、男子学生卒業後従軍入隊の服役義務を果たし、退役した後、中華電信の職場へもどった。
同僚の誘いで中華電信 空手道社団に参加した。
当時の教練は張三水先生であった。

(約1989年2月頃)
一級資格を取得した後、中華電信総公司(本社)の空手道社団が活動を停止したので、中華電信北分公司空手道社団に伝入した。当時の教練は陳興桂師であった。
陳興桂師に追随して、知った事は、空手道技術は「型」と「組み手」両方の技から成るものだという事だ、以下の二点を例に挙げて略説すると、

  1. 型(KATA)は、四方の敵に対応する空手道の技を一連の動きに合わせたものであり、防御、攻撃、移動、牽制など各種の技術から成るもので、其の基本動作である「型」「移動」「攻撃」「防御」各方面の技術を練習し、熟練後に初めて基本総合技術即ち組手を学び練習するのである。

  2. 組手(KUMITE)即ち対打である、その練習法は「基本、五本組手」→「基本三本」→「基本一本」→「自由一本」→「自由対打」があり、その手、脚、呼吸、眼力等を虚、実、の間に運用し、攻撃を発して一瞬のうちに決勝が決まる。

    空手道を学び、陳宏宗主席師範から空手道、仗道、白鶴拳及び人となり、弟子・教練及び多方面に対する教導を受け、浅井首席師範から松濤二十六型、順路五型、常行五型 等、多くの指導を受けられた事は非常に光栄である。

    空手道を学んで護身や強身を目的とする、又は手軸、膝など、所謂る体外の運用動作などを追求すること以外に「武徳」及び「尊師重道」(師を尊び道義を重んずる)という内在の修練を特に強くしなければならない事を「体認」(体で認識)した。

    此処数年来、陳興桂師 陳宏宗主席師範二方の「言行」「待人接物(人や物に接する)」「挙動」「無私」「純樸」等、各方面の中から中国伝統の武術家の武術空手に対する「執著」「付出」及び「貢献」を学んだ。そして物事全てに謙虚、誠実であるべき事を心に刻み、積極的に自分が学んだ空手道技術及び内心の修練を空手道を学ぶ者たちに広める事を心に決した。

    最後に、陳宏宗主席師範が曾て話した、「長い時間を費やして良き師を探し求めるのだ、そして一生の時間を費やして追随し学ぶのだ。」の言葉通り、陳興桂師、陳宏宗主席師範に追随し、空手道人生の修練を続け、時が来たら、その精神で以て、空手道人生の修練を結びたい。