浅井車椅子空手誕生
車椅子空手誕生の公演が機となって「N.P.O.法人日本空手松涛会J.K.S.」の首席師範『浅井哲彦先生(國際九段)』が『世界初の車椅子空手』を開発しました。
新横浜が発生地となり、社団法人横浜市身体障害者団体連合会事務局に所属する平井晃さんが世界第一号伝承者となったわけです。
浅井師範は本公演の為にその技術を開発し、忙しい中自ら新横浜に赴いて平井さんにその技術を直伝しました。
この事が諸外国空手界の注目を浴び、問い合わせが殺到しています。
車椅子空手は障害のある方ばかりでなく、年配者や体力のあまりない方達も最初は椅子に座って練習する事から始まっていくという方法も含まれています。
今公演と同じ日程で、7月7、8、9日にハンガリーで行われる浅井師範の浅井杯世界空手大会に平井さんの出場も望まれ、今回の出演でそれはかないませんでしたが、今年の8月13日に名古屋で行われる、N.P.O.法人日本空手松涛会J.K.S.全国大会には出場する事になっています。
これからも諸外国に引く手あまたとなり、車椅子空手世界大会が開催される日もそう遠くないことでしょう。
「Dreams Come True」公演の成功を祈ります。
武道社団日本空手松涛会J.K.S.
(2000年7月7、8、9日に横浜ラポールシアターで行われた日米身障者交流チャリティ公演、“DREAMS COME TRUE”パンフレットより)
浅井惠子
2000年7月7日